コラム

記憶とマーケティング

“記憶”は選択されるための必須条件

長かったGWも終わり、最近「暑いな」と感じる日も増えましたね。気が付いたら夏を迎えていそうです。
暑い季節=夏ならではの食べ物も食べたいと感じることが増えました。
さて、皆さんは「夏」といえばどんな食べ物を思い浮かべますか?

スイカやそうめん、アイスクリームなど、これまで過ごしてきた“夏”の中で、実際に食べたり、食べたいと思ったりすることで記憶に刻まれ、「夏といえば、アイスクリーム!」と思う方も多いのではないでしょうか。

そんな「〇〇といえば〇〇」という人間の記憶は、実はマーケティングに深く関わりがあるのです。
今回はそんなお話をしていきたいと思います。

記憶に刻まれるためには、価値の創造とニーズのすくい上げ

マーケティングにおいて記憶はとても大切な役割を持っています。
「覚えられていない」ということは「選ばれることがない」とほぼ同義であるため、いかにして人の記憶に入り込み、選択されやすい仕掛けを作るかが重要です。

物やサービスが溢れる現代で、消費者の記憶に刻まれ、提供する商品やサービスが選択されるようになるのは、容易なことではありません。
消費者の記憶に刻まれるためには、大きく分けると二通りの道があります。
「新しい価値を提供することで求められるようになること」=“価値の創造”と「求められているものを提供すること」=“ニーズのすくい上げ”です。

言葉にするのは簡単ですが、”価値の創造”も”ニーズのすくい上げ”も思いつきだけで出来ることではありません。いずれも消費者の意識や行動を把握することが手がかり・足がかりになります。その手がかり・足がかりを得るための方法として会場調査(CLT)は有用です。

リアリティのある「消費者目線」を

会場調査(CLT)の活用方法は様々で一例となりますが、例えば、記憶に残るパッケージデザインを決めたい場合は、実際の商品パッケージデザイン案をいくつか提示し、どれが最も印象に残り、評価が高いのかを確認したり、新CMを作成する場合は、候補CMのそれぞれの印象を聞いたりと、リアリティのある消費者目線を確認することが出来ます。
実物や確実な情報の提供で、消費者のリアルな声を聞くことができる会場調査(CLT)を有効的に活用しながら、顧客の記憶に残る、選ばれる商品やサービスを開発・提供していくことは、無駄のない事業展開に貢献できるマーケティング活動といえます。


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